現在の防災・減災活動
防災訓練
年に2回以上、各事業所で「地震避難訓練」及び「火災消火避難訓練」を実施しています。
地震・火災などの災害時を想定し、周囲の安全確認や、建物内からの避難行動を、
マニュアルや実施要領に沿って行うほか、防災倉庫や非常用持ち出し袋の点検も行っています。
また、火災が起きた際、初期消火が可能な時間は短く、火が天井に燃え移った段階で消火器の使用が
困難となるため、迅速な初動対応が求められます。
そのため弊社では従業員全員が訓練用消火器でシミュレーションを行い有事に備えています。
● 訓練風景の様子
神戸本社での訓練の様子
姫路営業所での訓練の様子
堺工場での訓練の様子
人と防災未来センター見学会
防災訓練だけでは得られない防災意識を高めることを目的に、
神戸市中央区の「人と防災未来センター」での見学会を行っています。
人と防災未来センターでは、地震破壊のすさまじさを迫力ある大型映像と音響で体感できる施設や、
震災直後のまち並みをリアルに再現したジオラマ模型があり、
阪神淡路大震災の凄惨さを体感することができます。
神戸市消防局 市民防災総合センター様による研修
2023年4月、神戸市消防局 市民防災総合センター様に来社いただき、
防災防火研修会にご登壇いただきました。
研修では、火災の原因や予防方法、有事の際に身を守る方法を中心にご指導いただきました。
また、南海トラフ巨大地震の規模と神戸市が受ける被害予測もご教示いただき、
防災意識を高める大変有意義な機会となりました。
防災委員会の発足
2011年3月11日に発生した東日本大震災は最大震度7を観測し、死者1万5859人、行方不明者3021人という極めて深刻な被害をもたらしました。
一方、発生確率が30年以内に70~80%とされる南海トラフ巨大地震は震度6から7の地震と予想されており、各事業所が集中する瀬戸内海沿岸部も多大な被害を受ける可能性が高く、東日本大震災を教訓とした早急な対策が求められ、発足に至りました。