樹脂 CFRPとは?CFRTP炭素繊維強化熱可塑性樹脂パンチング
皆さんこんにちは!
ジュシーちゃん5代目です!⸜(・ิᴗ・ิ๑)⸝
本日はジュシーちゃんブログ、本業の「樹脂」をお話したいと思います。
普段よく聞いている「樹脂」をもって詳しく勉強していきましょう!
そして自社のプラスチック製パンチングメタルもご紹介いたしますので、最後までお読みいただけると嬉しいです!
目次 |
・樹脂 とは |
・CFRP?CFRTP? |
・奥谷のCFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)パンチング |
・まとめ |
・樹脂 とは
樹脂は天然や合成の有機物質で、通常は固体や半固体ですが、熱や圧力を加えると柔らかくなり、加工しやすいのが特徴です。プラスチックの原料としてだけでなく、接着剤や塗料にも使われます。
樹脂は主に2種類に分かれます:
天然樹脂:
これは植物の樹液から採れるもので、例えば松やにとか琥珀なんかがその一例です。
合成樹脂:
こちらは化学的に作られたもので、プラスチックの材料としてよく使われます。ポリエチレンやポリプロピレンが代表的ですね。
さらに、合成樹脂には2つのタイプがあって、熱を加えると何度でも柔らかくなる「熱可塑性樹脂」と、一度固まるともう柔らかくならない「熱硬化性樹脂」に分けられます。これが、いろんな場面で使い分けられるポイントなんです。
・CFRP?CFRTP?
CFRPて聞いたことありますか?「Carbon Fiber Reinforced Plastic(炭素繊維強化プラスチック)の略で、炭素繊維を樹脂で強化した複合材料です。炭素繊維の強度と軽さをプラスチックの加工しやすさと組み合わせたもので、非常に高い強度と剛性を持ちながら、驚くほど軽いのが特徴です。
CFRTP=「Carbon Fiber Reinforced Thermoplastic」
軽量・高強度素材である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)において、炭素繊維を包む母材樹脂を従来の熱硬化樹脂(熱を加えると硬化して元に戻らなくなる樹脂)に代わり、熱可塑性樹脂(加熱すると軟化し、冷却すると固化する樹脂)を使った材料が熱可塑性CFRPである。簡単に言うと、炭素繊維を使って強化された、熱で柔らかくなる樹脂をベースにした複合材料のことです。
CFRTPの特徴
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軽くて強い:炭素繊維は驚くほど軽くて、それでいて強度も高いんです。だから、軽量化と頑丈さが求められる分野で大人気です。
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加工しやすい:CFRTPは熱を加えると柔らかくなり、冷やすとまた硬くなる性質があるので、何度でも加工できるし、リサイクルもしやすいのがポイントです。
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耐久性と耐腐食性:炭素繊維って腐食に強いんです。だから、厳しい環境でも長持ちします。
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成形が早い:従来の複合材料(熱硬化性樹脂を使ったもの)よりも、CFRTPは短時間で成形できるんです。これ、製造スピードを求める業界にとってはかなり大きなメリットですね。
こういった理由から、CFRTPは自動車や航空宇宙産業など幅広く使われているんです。
・CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)パンチング
東レグループ/東レプラスチック精工株式会社と共同開発の熱可塑CFRPの素材と成形の紹介です:
放射線状のパンチングメタルや真空成型品等の実績あります。
詳細紹介はこちら:https://www.punchingworld.com/cfrtp/
・まとめ
以上は簡単な樹脂の紹介、及び炭素繊維強化熱可塑性樹脂の特徴と奥谷金網製CFRTPパンチングメタルの紹介でした!
詳細のご使用用途や仕様などは専用紹介ページでご案内しますので、ご不明な点がございましたら、
いつでも電話やメールでご回答致しますので、ご参考していただければ幸いです!
次回は日常生活やでよく使われるプラスチックの種類(塩ビ、PP、PE)などを紹介していきたいと思いますので、
引き続き見ていて下さい! 🙂