汎用樹脂とは?プラスチックの樹脂パンチング
皆さんこんにちは!
ジュシーちゃん5代目です!⸜(・ิᴗ・ิ๑)⸝
本日はジュシーちゃん本業の「合成樹脂」についてお話したいと思います。
前回9月の文章で、弊社のCFRTPのパンチングを紹介しました!その続きで、
本日は日常的よく使われる汎用樹脂と当社の樹脂パンチングを合わせてご紹介いたしますので、
最後までお読みいただけると嬉しいです!
目次
●熱可塑性樹脂
・PE ポリエチレン
・PP ポリプロピレン
・PVC ポリ塩化ビニル
・PS ポリスチレン
●奥谷金網の樹脂パンチング
・主な特徴
・標準仕様サイズ
・用途
・まとめ
前回ではざっくり樹脂の分類を紹介したが、今回は「熱可塑性樹脂」の代表的な材料を紹介していきます!
熱可塑性樹脂(再加工できるプラスチック)
・ポリエチレン(PE:Polyethylene)
PEの密度は0.91~0.95の間で、その中でまた密度の高いHDPEと低いPEとLDPEに分けられてます。LDPEは全樹脂の中でかなり柔らかい材質で、密度は0.91以上~0.93未満です。
〇特徴:軽くて柔軟性がある、耐薬品性が高い(酸・アルカリに強い)、電気を通しにくい
〇用途:灯油缶、シャンプーボトル。
〇LDPE代表な用途:農業用シート、食品用チューブ、レジ袋など。
・ポリプロピレン(PP:Polypropylene)
比重は0.90~0.91と、プラスチックの中でも特に軽量な素材です。水に浮くほど軽いため、製品の軽量化が容易にできます。
〇特徴:耐熱性が高い(100℃以上でも変形しにくい)、 強度があり軽量、耐薬品性がある。
〇用途:ポリ袋、お菓子の包装紙、タッパー(電子レンジ対応の食品容器)など。
ポリ塩化ビニル(PVC:Polyvinyl Chloride)
塩ビやビニールとも呼ばれます。前の二つの材質よりも硬く、耐久性がいい、そして比較的に安価なプラスチックの一種です。
〇特徴:耐水性・耐薬品性に優れる、燃えにくい(難燃性)、加工しやすい
〇用途:水道管・ホース、 クレジットカード、窓枠
ポリスチレン (PS:Polystyrene)
PSの密度は1.04~1.09の間で、上記のポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)より高いものの、ポリ塩化ビニル(PVC)よりは低いです。
〇特徴:透明度が高く、成形しやすい、衝撃に弱く、割れやすい、断熱性が高い
〇用途:使い捨て食品容器、発泡スチロール、CD・DVDケース
樹脂パンチング(プラスチックパンチング)
奥谷金網ではPP,PE、PET、PVC、CFRTP等幅広い材質だけでなく、色も沢山揃っております。
主な特徴
- 軽量化(一般金属 の1/6~1/7 比重計算)
- 金属では、腐食・サビが発生する箇所
- 金属製品の代替需要
- 樹脂射出成・切削加工と比べ、短納期・低コスト
- 順送プレス加工による加工スピードの高速化による、低加工コストの実現
標準仕様サイズ
板厚 0.8t~5t
加工サイズ 500×500~1000×2000
※記載されていないサイズについてはお問い合わせ下さい。
用途
- 建築・構造物デザインの部材採用
- 金属が腐食する箇所のフィルター・スクリーン
半導体工場・化学プラントに使用する、フィルター - 軽量化効果による、エネルギー消費低減向け省エネ部材
- 金属業界以外での用途拡大市場。
↑板だけでなく、加工品なども取り扱っておりますので、
ご興味のある方こちら詳しくご覧ください!https://www.punchingworld.com/jushi/
まとめ
身の回りのプラスチック製品をよく見てみると、「どんな樹脂が使われているのかな?」と興味が湧いてきましたでしょか?
私たち身の回りには、多種多様なプラスチック製品があります!弊社でも幅広いプラスチックの材質でパンチングメタルを製作しております、是非皆さんの用途にふさわしいプラスチックの材質で製品をご提供いたしますので、また紹介ページを覗いて見てください!
近年環境問題の議題が挙げられる中、プラスチック再生は益々重要になってきました!
次回は我が社の環境に貢献できる方針につき、「プラスチック再生機械用部品」の取り扱いを紹介していきたいと思います。
引き続き見ていて下さい!